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2019.11.24 トップ

田村直也選手現役引退セレモニーコメント

とうとうこの場で皆さんの前で挨拶をしなければならない時間が来てしまいました。僕を支えてくれたファン、サポーターの皆様。僕を今日この場所まで連れてきてくれて本当にありがとうございました。

 

まずはベガルタ仙台というチームで7年間、プロというものを教えていただき、本当にありがとうございました。僕は右も左も分からない状態で仙台という地でたくさんのファン、サポーターの方々からの優しい愛や時には厳しい声で成長することができました。今の僕があるのはそのときのたくさんの経験があるからです。本当にありがとうございました。

 

そして、東京ヴェルディのファン、サポーターの皆さん。また、スポンサーの皆さん、フロントスタッフ、コーチングスタッフ、メディカルスタッフ、すべての方に心より感謝を申し上げます。本当にありがとうございました。

 

皆さん、影響力という言葉はどんな言葉かというと、僕は“人の心を変える”、“人の行動を変える”ことだと思います。僕がこの場所に戻ってきた時から東京ヴェルディのファン、サポーターの皆さんは僕の心と行動を変えてくれました。どんなに辛い時も90分以上応援し続けてくれ、時には駅でチラシを配ったり、どんな小さなことでも選手と一緒になって戦ってくれたことを僕は一生の誇りです。絶対にそのことは忘れません。

 

だから、ここにいる選手の皆さん、僕はそんな彼らの気持ちに応えようと、誰かの心を変える、誰かの行動を変える。そんな気持ちでプレーしてきました。影響力とは100パーセントでやり切った人間であったり、試合で常に全力を尽くす。また、そういった行動をしっかりと力を込めて行った人にしか、誰かに影響力を与えられないと信じています。なので、来年以降もここに残った選手はヴェルディのために、そしてファン、サポーターの心を動かすためにも全力で今日のような試合を続けてください。

そして、サク、ナナミ。僕の息子と娘。2人が頑張っている姿を見ると、どんなに試合に出れない時期が続いても心は折れませんでした。2人が頑張って走っている姿や、何かと戦っている姿を見て、僕は何回も何回も勇気づけられました。本当にありがとう。

 

最後に妻のメグミ。僕は自分が辛いことや情けない姿を他の人にはなかなか見せませんでしたが、あなたにだけは見せていました。自分が間違った方向に行きそうな時、必ず助言をしてくれました。あなたがいたからここまでサッカーを続けることができました。本当にありがとう。

 

僕はいなくなりますが、このクラブはずっと続いていきます。今年で50周年を迎えた東京ヴェルディが次の50年に向けてまた歩き始めます。50年後、僕はうまくいけば85歳になっています。その時にどんなチームになっているかが本当に楽しみです。今日はそんなたった100分の1日ですが、これがヴェルディのサッカーです。来年以降も頑張る選手たちの姿を応援し続けてください。本当にプロ13年間を支えてくださった皆様、ありがとうございました。

 

2019年11月24日(日)味の素スタジアム

 

【2019/11/24田村直也選手現役最後の日】

 

田村直也選手引退についてのリリースは

https://www.verdy.co.jp/news/8564