東京ヴェルディ『女子ホッケー』参入のお知らせ

この度、東京ヴェルディは、総合型クラブ化の一環として、新たな競技『女子ホッケー』に参入することが決まりましたので、お知らせします。

 

『東京ヴェルディ女子ホッケーチーム』は、現役および元女子日本代表選手を抱えるとともに、チーム強化責任者に3大会連続（04年アテネ、08年北京、12年ロンドン）で五輪に出場し、2006年～2008年と3年連続で世界の女子ホッケーオールスターに選出された藤尾（千葉）香織氏を迎えます。

 

チーム概要について、またクラブの参入の意図などについては下記をご参照ください。

 

■『東京ヴェルディ女子ホッケーチーム』概要

2019年1月設立のホッケーチーム。ホッケーチームは『東京から世界を目指す女子クラブ』『ホッケーに触れられる場を多くの子どもたちに提供』『ホッケーを愛し、楽しむ“ホッケーファミリー“の育成』をビジョンとして掲げ、ホッケー教室やクリニックなどの競技普及活動も積極的に行います。2019年度は社会人大会ならびに全日本選手権の出場を目指し、2020年度には日本リーグへの参戦を目指す。

 

■新競技参入の意図

東京ヴェルディは、Jリーグの理念を体現すべく、総合型クラブになることを目標に、サッカー以外にも様々な競技に進出してきました。クラブ創設50周年という節目の年を迎えるにあたり、総合型スポーツクラブとしての歩みを進めるために、新たな競技へと参入する方針を固めました。

来年には東京五輪を控えていますが、高まりを見せるスポーツ熱を一過性のブームで終わらせることなく、文化として日本に根付かせるために、そして子どもたちに多くのスポーツに触れて自分で選択できる機会を提供するために、プロスポーツクラブとしての重責を果たす所存です。

 

■東京ヴェルディ女子ホッケーチーム　福島雄裕　GM　コメント

この度、東京ヴェルディ女子ホッケーチームとして新たにチームを発足させることになりました。東京ヴェルディが目指している総合型クラブの方針に共感し、トッププレーヤーの強化だけではなく、後進の育成や競技の普及にノウハウを活用して、スポーツ文化を日本に根付かせる活動に貢献する所存です。
ホッケーは五輪競技として最初に実施されたのが1908年と古く、日本でも1906年から親しまれ、歴史は100年以上となります。女子代表チームは来年に控える東京五輪の出場も決まり、五輪選手を輩出できるように頑張ります。これから女子ホッケーチームの応援をよろしくお願いします。