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2016.03.14

2016ITUトライアスロンワールドカップ・ムールラバ大会で蔵本葵選手が32位

3月12日(土)、オーストラリア・ムールラバにて開催されました
2016ITUトライアスロンワールドカップ・ムールラバ大会に蔵本葵選手が出場し32位となりましたのでお知らせします。

■レース展開(山倉監督)
WTSアブダビ大会から2週連続の連戦となった今大会でアブダビ同様に
ランキング上位者が集まり、昨年よりレベルが高いワールドカップとなりました。
スイムはオーストラリアならではの白波の立つビーチ。
砂浜からのランニングスタートで小柄な蔵本選手はここで遅れてしまうが高波の中での泳ぎではどうにか挽回し、
大きな第2集団の後方でバイクに移りました。
バイクコースはアップダウンとUターン、クランク、道幅が広くなったり狭くなったりと足を使う難しいコース。
昨年バイクの中盤で集団から千切れた蔵本選手だったが、今年は集団の中で安定して走りバイクを終了。
アブダビ同様バイクパートでの成長が感じられた。
ランは、現状の力を出し切ったものの絶対的なスピード不足は否めず、
アブダビより若干相対的なタイムを上げるに止まりました。
蔵本はこの後24日までムールーラバで個別合宿を行い、
残り2戦となったオリンピック選考会の1戦であるWTSゴールドコースト大会(4月9日開催)に備えたいと思います。
ご声援をありがとうございました。

■蔵本葵コメント:
「ムールラバは32位でフィニッシュしました。今回も沢山の応援をありがとうございました。
 スイムは日本では経験できないような高波の中、海に向かって走り、いかに上手く波に乗って戻ってくるかが課題でした。
 本番では比較的上手くいきました。
 昨年バイクで切れてしまいましたが、今年は集団から脱落することなく
 去年より2分以上速いタイムで終えることができました。
 ランは日本選手権以来の走れる感覚が戻ってきたと感じました。
 次のWTSゴールドコースト大会までによりスピードを意識した練習をして仕上げていきたいと思います。
 引き続き、応援をよろしくお願いします。」

■2016ITUトライアスロンワールドカップ結果
開催日:2016年3月12日(土)
開催地:オーストラリア・ムールラバ
距離:スイム 750 m (1周回); バイク 20 km (5周回); ラン 5 km (3周回) スプリントディスタンス

【エリート女子トップ3と日本人選手の成績】
1位 Jodie Stimpson (イギリス) 00:58:31
2位 Emma Moffatt(オーストラリア) 00:58:48
3位 Kirsten Kasper(アメリカ) 00:58:56
9位 上田 藍(ペリエ・グリーンタワー・ブリヂストン・稲毛インター/千葉)00:59:41
13位 加藤 友里恵(ペリエ・グリーンタワー・稲毛インター/千葉)00:59:54
24位 高橋 侑子(東京都連合/東京)01:00:25
32位 蔵本 葵(東京ヴェルディ/東京)01:00:52
36位 崎本 智子(枚方スイミングスクール/大阪)01:02:23
38位 足立 真梨子(トーシンパートナーズ・チームケンズ/山梨)01:04:11
40位 菊池 日出子(トライアスロンアカデミー福島/福島)01:05:38

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