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明日(9/20)のファジアーノ岡山戦に向けて、城福監督が9/18にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。
―前節のダービーマッチの敗戦を受け、メンタル面を含めてどうリカバリーしてきましたか?
ダービーだからというよりも我々の置かれた立ち位置や今直面している課題を乗り越えようという思いが強かったので、ある意味そこは乗り越えられなかった。そこをどういうふうにみんなで乗り越えていくかが大事だと思いますし、そこにフォーカスしたいと思います。こういう時だからこそ自分たちが立ち返るところが大事だと思います。得点力不足は数字から誰が見ても明らかですが、それを踏まえても何に立ち返るかが大事ですし、そこに集中してくれていると思います。(記者:ミーティングでもそこを中心に共有されましたか?)ここ2試合の相手がどのように戦ってきたかを考えると、例えば今季どういうサッカーをしたいのかという標榜するサッカーをやったのか。やはり(シーズン)終盤になってお互いの立ち位置を考えた時に、やりたいサッカーや自分たちが目指すものの前にベースがあります。そのベースで勝てないと、その次の我々が目指すもの、やりたいサッカー以前の話になることを示してきた2チームだったと思います。もちろん我々が目指していること、積み上げてきたものは変わらないけれども、そこの根底にある我々がいうところのベース。そこが強固でないとやはり足元をすくわれるので、それを盤石にした上で我々がやりたいこと、我々の今の個性を出すことになっていくと思います。この2試合で相手からもそれを感じましたし、我々もそこをやってないとは言わないですし、意識が薄いとも思いませんが、そこを崩してはいけないということだと思います。
―熊取谷選手の交代出場後にJ1リーグデビューとなる内田選手を起用しました。彼に求めた役割を聞かせてください。
走力です。とにかく(寺沼)星文を入れたので相手陣深くまで行って、何本右サイドからクロスを上げられるか。そのために熊取谷はセットプレーを含めてキックが武器なので、まず彼を配置して、縦への推進力をさらに増すために右サイドに走力とキックのある選手二人を揃えました。そこで星文のところまでボールが届かなかったところが今の我々の課題でもありますが、彼らの特長である走力は出そうとしてくれたと思います。
―岡山は、ヴェルディの原点を思い起こさせてくれるチームかもしれませんが、次節に向けた意気込みを教えてください。
おっしゃる通り、今季の岡山は一貫性があって迷いがないです。昨季の我々が周りからそう見えていたかはわかりませんが、メンバーもいろいろ変わったこともそうですが、2年目でもう一個先を目指す中で、戦術的なものだけでなく、メンタルのところとメンバーの入れ替わりの難しさに直面しながら今やっている中で岡山を見ると、本当に立ち返るところを思い起こさせてくれます。彼らの全員の火の玉のようなディフェンスから始まるスピーディなサッカーは、我々も目指しているものの一つで、もちろんやり方は多少違うかもしれませんが、そこのやり合いで負けたくないという思いがあります。
▼Next Home Game
明治安田J1リーグ 第30節
9月20日(土)18:00キックオフ
味の素スタジアム
東京ヴェルディ vs ファジアーノ岡山
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