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明日(7/16)の天皇杯・3回戦 サガン鳥栖戦に向けて、城福監督が7/14にメディアの取材に応じました。そのダイジェストをお届けします。
―ここ数日はビルドアップを起点としたトレーニングを実施していましたが、狙いを教えてください。
攻守は一体なので、良い守備から良い攻撃もそうなのですが、良い攻撃から良い守備。その意味でも取られた瞬間のトランディションのインテンシティを出すためにも、失い方という言い方が良いのか、我々がどういう形で息が上がった状態でインテンシティを発揮するか。我々が望むのは、ポゼッションの位置取りで息が上がった状態でさらに相手の息を上らせて、そこからインテンシティを発揮するところはいつも目指しているので(メディアのみなさまが)ご覧になったトレーニングでは、そこを意識して取り組みました。
―天皇杯で戦う鳥栖は同じシステムでウイングバックも高い位置を取ってきますが、どのような印象をお持ちですか?
すごく勢いのあるチームだなと思います。いまJ2リーグでいえば、一番勢いのあるチームは水戸だと思いますが、水戸との試合でもどっちが勝ってもおかしくない試合でした。鳥栖の方が優勢のようにも見えましたし、ここのところ、もちろんPKが入ったかどうかはあるにせよ、これだけの勝点を積み上げてきている直近の戦い方は自信を持っているでしょうし、勢いだけでなく個の力の集合体である組み合わせの正解をチームとして見つけた印象があります。
―得点を奪うために、切り替えの球際やカウンターの精度も重要になってくると思います。
パスをどっちの足に付けるかで、そのままシュートに持ち込めるかの大きな差になってきますので、ここはこだわっていかないといけないです。
誰しもがそこをミスしようと思ってプレーしていないので、我々としたらあのような場面(名古屋戦の深澤選手の持ち上がりから森田選手を経由して翁長選手がクロスを上げた場面)を多く作る努力をしないといけないです。それには相手を疲弊させるようなポゼッションから良い切り替えをして、相手のゴールの近くで奪い返せる場面を増やせれば、「あのパスを通せれば」というシーンを増やせると思いますので、我々はそこからスタートしたいなと思います。
―日本代表として「東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会 韓国」に出場した綱島選手について城福監督の評価を聞かせてください。
どうしても贔屓目で見てしまいますが、そうではないフラットな目で見ても、今回のメンバーの最終ラインの中でも非常に良いパフォーマンスを示したのではないかなと思います。
可能性を感じさせる、さらに良くなるのではないかと印象を持たせるプレー振りだったと思います。おそらく明日の韓国代表戦が一番レベルの高い試合になると思いますので、そこに絡んでもらって貴重な経験をして帰って来てほしいなと思っています。
Next Game
天皇杯 JFA 第105回全日本サッカー選手権大会 3回戦
7月16日(水)19:00キックオフ
駅前不動産スタジアム
東京ヴェルディ vs サガン鳥栖