松村優太 選手 チーム合流後の囲み取材を実施

7月24日、松村優太選手が初めてのチーム練習を終え、取材に応じました。

―初日のトレーニングを振り返ってください。

年齢が若い選手が多いですし、顔見知りの選手も多いので、若いエネルギッシュな力でみんなが切磋琢磨している印象を初日から抱きました。

―シーズン途中のこのタイミングで期限付き移籍を決意したその思いを聞かせてください。

まず自分自身プレーすること。ここに来たからといって確約があるわけではないですし、競争がある中で、（ポジションを）勝ち取っていくことであったり、ゲームの中で自分がどれだけできるか。この夏のタイミングもそうですし、僕自身、鹿島に5シーズン在籍して移籍は初めてですし、覚悟を持ってきたので、すぐにヴェルディの力になれるようになりたいなと思っています。

―ヴェルディで伸ばしていきたい部分を教えてください。

鹿島だとポジションが左右のウイングの2つですけど、ヴェルディだと2シャドウと両ウイングバックを含めてプレーすることになると思います。その中でシャドウだったら中で組み立てるところだったり、ウイングバックだったらサイドバックの役割も必要になってきます。移籍するにあたって自分自身の成長が必要だと思っているので、ウイングバックの場合は守備や上がるタイミング、そういった部分でより成長できるかなと思っています。

―加入前に林選手や同期の染野唯月選手とコミュニケーションを取りましたか？

先にあの2人から連絡がきて、俺より喜んでいました。今のところ良い部分しか聞いていないので楽しみです。

―城福監督率いるヴェルディのサッカーの印象はどうお持ちですか？

攻守にアグレッシブなプレーだったり、走り切るところ。しっかり要求するところはされますし、自分の良さを最大限に生かしていけるかなと感じました。（それが移籍を）決めたきっかけでもあります。僕だったら攻守両面のスピードやドリブルを生かしていけるのかなと思っています。

―鹿島の監督やチームメイトからどのような声をかけられましたか？

全員「マツは大丈夫だよ」と言ってくれました。それはおそらく自分で言うのも何ですが、今までのプレーやトレーニングへの姿勢だったりを周りが見てくれての結果だと思います。三竿選手や安西選手は「ヴェルディいいじゃん」と言ってくれました。みんな「マツなら大丈夫だよ」と言ってくれたので、初めての移籍で自分が思っている以上に不安なこともあると思いますが、周りの人たちは自分を評価してくれていますし、そこは自信を持っていい部分だと思いますので、表現しながらチームのことを吸収しながら取り組んでいければなと思っています。

―移籍にあたり監督や強化部から期待されていることや課題についてどのようなコミュニケーションがありましたか？

もっと攻撃的にやりたいと。監督とも話しましたが、もちろん要求することは要求するけど、こっちは（松村選手の）能力やポテンシャルを確信して獲ったと言ってくれました。要求されることを頭に入れて表現しながら、まずチームがやることのタスクに取り組みつつ、確信を持ってもらった部分をいかに表現していくかだと思います。そこは事前に話して理解していますし、初日なのでこれからですが、次の試合まで時間があるのでそれまでの期間で順応していきたいです。

―スピードの印象が強いですが、スピードのほかにアピールポイントはありますか？

スピードの部分、仕掛けの部分。鹿島で成長してきたのはカットインからのシュートやクロスの精度です。ずっと変わらず取り組んできて、自分自身、左足のシュートだったり右足のクロスから結果も付いてきていたので、ヴェルディでも発揮しなければいけないですし、力になれるのかなと思います。