東京ヴェルディ2021シーズンホーム最終戦セレモニーコメント

【DF5平智広選手】

今シーズンもたくさんの応援をしていただき、本当にありがとうございました。自分たちの未熟さによって不安な思いや悲しい思いをさせてしまったと思います。それでも、ファン・サポーター、ヴェルディを応援していただいているすべての方々が最後まで共に戦ってくれたこと。これはこのクラブの財産であり、私たちの誇りです。本当にありがとうございます。

 

この感謝の気持ちを力に変えます。小さな努力を積み重ねます。そして、今いるこの場所から這い上がっていきます。来シーズンもここにいる皆様と共に戦い、共に喜び合える日々が来ることを心から願っています。引き続き東京ヴェルディへのご支援、ご声援をよろしくお願いいたします。一年間ありがとうございました。

 

【堀孝史監督】

まず最初に今シーズン思うような結果が出ないときでも、いつでも心ある応援で我々を後押ししてくださったサポーターの皆さん。また、シーズンの準備の段階から熱いご支援、サポートをしてくださったパートナーの方たちに感謝申し上げます。ありがとうございました。

 

我々チームは皆さんに喜びや感動を与えるために走り戦いました。そして、ピッチで躍動する姿を見ていただくことで、ヴェルディの明るい未来を感じていただこうと、一丸となって勝利を目指しました。なかなか皆さんに多くの笑顔を届けることはできませんでしたが、今シーズンにチームが経験した多くのことを選手たち、チームは来シーズンを糧にすることができると思います。今シーズンに大きな希望を届けることができなかったぶん、来シーズンは喜び、そして希望を届けることができると確信しています。引き続きのご支援とサポートをよろしくお願いいたします。一年間ありがとうございました。

 

【中村考昭代表取締役社長】

本日、2021シーズンの42試合が終了しました。7,505名の皆さまにお越し頂きまして本当にありがとうございました。今シーズン、結果として12位。勝ち点は本日3つ積み上がりまして58。16勝16敗10分というシーズンでした。

 

今シーズンはスタートする前から大変なご心配と不安、また混乱を皆様にお掛けしてという中でのシーズンのスタートとなりました。また、ここにお集まりの皆さまの全員がコロナというすごく難しい社会環境の中で、パートナー企業の皆さん、ファン・サポーターの皆さんにとっても難しい一年だったと思います。その中でやはりシーズンを振り返りますと、シーズンそのものの戦いも簡単ではなかったと思います。おそらく、色々なJリーグのクラブがありますが、これだけ色々なことが一年間に起きたチームはなかったと思います。

 

ただ、私がすごく思うのは、この後ろにいる全員の選手たち。ピッチに出る人間もいますが、ベンチにいる人間もいますし、もちろんベンチに入らない人間も、怪我に苦しんだ選手たちも今シーズンはすごく多かったと思います。ただ、一人ひとりの一歩がひとつひとつのトレーニングがすべての試合に繋がっています。

 

また、同じくスタッフ全員の取り組み、そして何よりもファン・サポーターの皆さまのひとつひとつの拍手や応援、弾幕もそうですが、サポーターだけでなくパートナーの皆さま、ホームタウンの皆さま、アウェイまでお越し頂いた方々を含めて全員で作り上げた積み重ねのひとつが、今日の試合であり、12位であり、勝ち点58だと考えています。

 

今シーズンは『UNITE AS ONE』というテーマで一年を戦ってまいりました。このテーマはまさにヴェルディに関わる全員、その一人ひとりがヴェルディである。チームを作り、その集合体がヴェルディだと考えています。2021シーズンは本日をもって終了いたしますが、ヴェルディはこれからも成長を続けていきます。関わる一人ひとりの皆さんのお力添えと応援と共に成長する姿で、我々が目指すべきところへ必ず実現したいと思っています。今シーズンは本当に熱い応援、サポートをありがとうございました。