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MATCH試合情報

2022 明治安田生命J2リーグ 第25節 - 栃木SC vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
まずは遠くまで来ていただいたサポーターの方々に感謝したいです。すごく彼らの応援は我々に届いていますし、最後に彼らと一緒に喜び合えて良かったと思います。 ゲームに関しては、ちょっとフレッシュなメンバーをチャレンジしました。そういう意味では内容的に課題がありながらも、あの前半をゼロで抑えたということが大事です。我々が1点しか取れなかったにもかかわらず、勝ち点3を取ることができたのは、あの前半のメンバーがいたからです。我々らしく全員でつないで勝ち点3を掴み取れた試合だったと思います。 もちろん、ディテールのところではウイングのポジション、我々はワイドストライカーと呼んでいますが、ワイドストライカーのポジションの取り方であったり、サイドバックがかなりアグレッシブなポジションを取るタイミングであったりは、フレッシュなメンバーになればなるほど慣れるのに時間がかかるもので、それを勝ち点3を取りながら振り返ることができるという意味で、非常に貴重な試合だったと思います。 いずれにしても中2日の厳しい中で、全員でもぎ取っていくような、この空気を大事にしていきたいですし、次の試合では必ず勝ち点3を全員で取れるように、また準備していきたいです。

ハーフタイム明けに投入した森田選手、新井選手にどういった仕事を期待していましたか?
先程の話と少し重なりますが、我々がワイドストライカーのところで、どう収めていくのか、どういうふうにモビリティを作り出していくという意味では、ポジションの取り方がワイドで立っているだけでなく、動きとしてもインサイドカットしていくのですが、そこの頃合いが前半は少しうまくいかなかったです。自分たちで68メートルの幅を狭めてしまっていたので、どこで我慢してスイッチを入れるのか、そこはやり慣れた選手たちなので、映像でもハーフタイムに少し確認して、こういう形で後半はビルドアップから前にスイッチを入れていこうというのは、全員で共有できたと思います。

ヴェルディデビューとなったアルハン選手の評価について聞かせてください。
彼は代表でというか、もともとはサイドバックの選手なので、ワイドストライカーのポジショニングに関して苦しんだと思います。ただ、私が見ていても、前半のラスト10分は慣れてきたように思います。大事なのは、彼が入ることで守備が瓦解しなかったということ。そこが大事なところで、なかなかうまく起点になれない中でも、しっかりとチームとしての守備の一員になってくれたところで、次につなげられたことは良かったと思います。前半の35分過ぎからは少し手応えもあったと思うので、ぜひ次につなげてほしいと思います。

佐藤凌我選手に関して、これまであまり見られなかったペナルティエリア外からのゴールが増えてきていますが、そのあたりも含めパフォーマンスについて聞かせてください。
前からの(守備の)スイッチという部分では彼は常にやってくれる選手なので、そこは信頼しています。足元で収まるという部分では、最近なってだんだん自信をつけてきてくれています。ペナルティエリアの周辺でも少し落ち着きが出てきたと感じています。あのシーン(ゴールシーン)は彼だけでなく、映像で見直してみないと分かりませんが、数的同数か、ひょっとすると我々が優位な状況まで駆け上がれていたので、相手のキーパーからすると、シュートだけに集中できなかったのではないかと思います。そういう意味では周りのわき上がるようなサポートが彼の得点につながったのではないかと思っています。

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選手コメント

DF 3ンドカ ボニフェイス

苦しみながらも総力戦で勝ち切った試合を振り返ってください。
試合を通してあまりうまくいかない中で、ゼロで行くことの大切さを実感しました。ウチには前で点を取ってくれる選手がたくさんいるので、ゼロで行くということが大事で、それがうまく結果につながったと思います。

前半は後ろでボールを持てていた一方、そこからの攻撃が手詰まりとなった印象ですが?
相手は自分たちにボールを持たせてカウンターを狙っていたと思うので、少し中に入れづらい感じはありました。その中でも無理にゴールへ向かうのではなく、うまくボールを動かして相手を揺さぶりながら、もう少しやれれば良かったのかなと思います。あるいはシュートでやり切る部分も必要だったと思います。

ヴェルディ加入後初めてのゲームキャプテンはいかがでしたか?
この連戦で起用されている部分もありますし、監督交代後はずっと使ってもらっているので、キャプテンを任されたという部分を含め、この試合ではより一層責任を持って挑みました。

相手のフィジカルを特長とする矢野選手や根本選手への対応はいかがでしたか?
全体的に苦しい試合でしたし、今日は試合をやっている中でも苦しい展開になるのはなんとなく感じていました。(谷口)栄斗とは「今日は我慢だ」と話していました。相手に強力な選手がいる中でも焦れずに粘り強く耐えられたと思います。

後半の選手交代で流れを引き寄せたものの、攻撃面で崩し切れるイメージはありましたか?
後半になって、より積極的にボールを受けに来てくれるようになりました。もちろん、前半から全員がやろうとしてくれていましたが、後半は少しそういうシーンが増えてきて、ゴールに向かっていける感じは出てきました。ただ、それでもうまくいかないシーンは多かったです。こういった試合では粘り強くやることで、こういう結果につなげられたと思います。

先発8人を入れ替えた中、苦しみながらも勝ち取った勝利は今後の戦いに勢いを与えていくと思いますが?
連戦ですし、チーム全員で、どの選手も練習の段階から良い準備をしていると思うので、こういう試合で勝ち点3を取れたことは、チームとしてすごく大きな意味を持つ試合になったと思います。

約3カ月ぶりの連勝となりましたが、ここからのさらなる連勝が逆転でのJ1昇格へ重要になってくると思いますが?
自分たちに先を見る余裕は全くないですし、ここからの一試合一試合が落とせない試合です。まずは大宮戦で勝ち点3を、簡単にはいかないと思うので、全員が死にもの狂いになって勝ち点3を狙っていきたいです。

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DF 38アルハ

Jリーグデビューの感想を聞かせてください。
まずはデビューのチャンスをいただいたことをとてもうれしく思います。そして、試合の結果も1-0での勝利だったので、とてもうれしいです。

デビュー戦は本職の左サイドバックではなく右ウイングでのプレーになりましたが?
選手として与えられるどのポジションでもプレーできないといけないと思っていて、このポジションでも楽しみながらプレーできました。もともとは左サイドバックのポジションでプレーしてきましたが、今日の右ウイングでもプレーできます。

デビューにあたって監督やコーチからどんな仕事を求められていましたか?
この試合に出る前に普段から監督やコーチから言われていたのは落ち着いてプレーし、試合を通して集中力を維持すること。そして、周囲の指示を聞きながらプレーし、ディフェンスの際にもコンパクトな陣形を保ってやっていくことです。あとはとにかくコミュニケーションを常に取り続けるというものでした。

連携面やポジショニングなど周囲と呼吸が合わない場面もありましたが、ご自身の課題として捉えている部分を聞かせてください。
自分の課題としてはもっと勇気を持って自分で仕掛けていくところで、そこをもっとチャレンジしていき、もっとボールを持った際に積極的に仕掛けていきたいです。あとはコミュニケーションの部分で、もっとピッチ内外で周囲の選手とコミュニケーションを取っていきたいです。

初めてヴェルディサポーターの前でプレーしましたが、今後サポーターに向けてアピールしていきたい部分を聞かせてください。
一番は自分自身の良いプレー、そして練習や試合で良い姿勢を見せていくことです。特に、チームと共に一丸となって自分だけでなく、チームとして良いパフォーマンスを見せていきたいです。

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FW 27佐藤 凌我

決勝点を振り返ってください。
(河村)慶人と良い関係で相手のゴールの近くでボールをもらえて、そこでひとつ良いところにボールを置けたので、そこで打ったらうまく入ったという感じでした。(DFの股間を狙った?)そこは狙っていました。開かせるところまでは狙っていて、ただ本当に股を抜けた後に良いところに飛んでくれたので、ラッキーでした。

2試合連続ゴールで今季のリーグ戦二桁ゴール達成となりました。
ひとつ目標にしていた数字ではあったので、そこをクリアできたことは良かったと思います。ただ、去年の13点を超えて、それ以上に多くの点を取りたいと思っているので、慢心せずにまた練習していきたいです。

先日、息子さんが誕生した梶川選手に向け、揺りかごダンスでのゴールセレブレーションも期待されていたと思いますが?
完全に忘れていました(笑)。ちょっと喜びすぎて完全に忘れてしまっていました。本当に申し訳ないですが、次はカジくん(梶川)と同じピッチでプレーし、また自分のゴールでやれればと思っています。

ご自身が投入されるまでの試合展開をどのように捉えていましたか?
ピッチの中でやっている感覚と外から見ている感覚は少し違いますが、前半から出ていた選手は本当によく走っていて、苦しい時間帯もゼロで抑えていたので、そこまでネガティブな感覚はなかったです。あの時間帯をゼロで抑えられていたことで、最後に点を取れて1-0で勝てたと思っているので、前半から出ていたメンバーに感謝したいです。

相手が後ろに重い状況の中でどんな攻略のイメージを持っていましたか?
相手は後ろが5枚だったので、その5枚のどこを引き出すのか、そこはチームとしてうまく狙い通りにやれていた時間帯と、相手の思い通りに嵌められる時間帯もあったので、そこをうまく擦り合わせていければという感覚でした。

ここ最近では河村選手と2トップを組む形も増えていますが?
ここ最近は試合の途中から2トップの形になることも多いですが、慶人と話をしながら、なるべく近い距離でプレーしようという話はしていました。それが今日のゴールの形みたいに、近くで前向きで関わるというシーンをうまく作れたので、オプションとしてああいう形を増やしていければチームにとってもプラスになると思います。

先発8人を入れ替えた中、苦しみながらも勝ち取った勝利は今後の戦いに勢いを与えていくと思いますが?
チーム全員がいつ自分に出番が来てもいいような準備をしていますし、それが今日の前半の苦しい時間帯を耐え抜くという結果にもつながっていると思います。これからもチーム全員で高め合いながら、ここからの連勝に向けて一試合一試合、良い準備をしていきたいと思います。

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