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MATCH試合情報

2020明治安田生命J2リーグ 第13節 - 東京ヴェルディ vs 松本山雅FC

マッチレポート

【試合展開】

真夏の過酷な5連戦も折り返し、アウェイ2連戦で連勝してホームに帰ってきたヴェルディ。折り返しとなる4戦目は、松本山雅FCと平日ナイターの試合を戦った。

 

ヴェルディは選手構成に大きな変化を入れてくる。これまで公式戦登録のなかったルーキーの松橋優安をいきなりスタメンで起用し、左ワイドストライカーの位置に置いた。また疲労を考慮して端戸仁が務めてきたフリーマンには井上潮音を置いた。中盤は佐藤優平と井出遥也をベンチスタートにし、リベロに藤田譲瑠チマ、フロントボランチに山本理仁と森田晃樹を並べ、アカデミー出身の若手選手がチームの中心部を構成するメンバーで3連勝に臨んだ。

 

立ち上がりからボールを持ち、相手を押し込んでいくヴェルディで最初のチャンスを作ったのは、プロデューの松橋だった。カウンター気味の攻撃から、井上がポスト役で起点になり、森田が受けてスペースへ流したボールに反応すると、そのままドリブルで仕掛けてゴール左斜めからシュート。枠を捉えたものの、これは右ポストに直撃して惜しくもプロ初ゴールとはならなかった。18分にも相手のパスをインターセプトしてカウンターを発動すると、井上が囮になってコースを作り、森田が持ち出してドリブルから左足で強烈なシュート。これは惜しくも相手GKの好セーブに阻まれた。割り切ってスペースを埋めてくる相手に対して、ボールを動かす時間が続くが、相手の陣形の綻びを見逃さずにチャンスにつなげる。34分にはフリーキックのこぼれ球の流れで森田がボールをコントロールすると、ペナルティエリア左のスペースへ飛び出す井上へ。井上はゴール前にクロスを入れたが、ニアに入ってきた小池純輝にはわずかに合わなかった。前半終了間際にはまたもカウンターから相手を揺さぶってゴール前にクロスボールが入るが、惜しくも井上に合わず、攻め込みながら1点が遠くスコアレスで試合を折り返す。

 

後半は早い時間にベンチが動く。55分、松橋に代えて山下諒也を、森田に代えて井出を投入した。直後にビッグチャンス。コーナーキックのこぼれ球を藤田が拾うと、ゴールニアに強く低いアーリークロスを入れる。そこに小池が飛び込んだが、わずかに合わずにクリアされてしまう。前半以上にボールを保持し、相手陣内で試合を進めていくヴェルディ。どこでギアを上げてテンポを変えて仕掛けるのか。そのタイミングは68分に訪れた。相手のスローインのボールを藤田が左サイドの高い位置で拾うと、左でボールを動かすと見せかけて中央に持ち出し、バイタルエリアに入ってきた井上に預ける。ほぼ同時に山下が斜めに走りながらペナルティエリアに入ってくると、井上はテンポを上げてトラップした右足ですぐにスルーパス。いち早くボールにたどり着いた山下はゴール右斜めの位置から体を反転させるようにダイアゴナルにシュートを打ち、DFの股を抜いてゴール左へと流し込み、待望の先制点を挙げた。一気に畳みかけるヴェルディ。73分には藤田が福村貴幸にくさびを入れたところで一度相手にカットされるが、それを井上が拾いワンタッチで福村に当てる。福村もワンタッチで裏に落とし、華麗なーワンツーリターンから井上がゴール左斜めの位置に抜け、これもワンタッチでGKの手から逃げていくようなカーブでシュートを流し込む。相手守備陣が棒立ちになるスピーディーかつ華麗な展開で相手を引き離した。攻撃の勢いは落ちない。84分には、福村の走り出しを見逃さずに井出がノールックスルーパスを通す。ペナルティエリア左のスペースで裏をとると、福村が倒れながらグラウンダーのクロスボール。ニアで山下が囮になることで相手DF2枚を釣り出し、大外のファーサイドに飛び込んだ小池がフリーの状態で流し込んで試合を決める3点目を奪った。

 

リードを広げた後もボールポゼッションは相手に譲らず、最後まで試合の主導権を握り、ボールを持っていれば相手に点を取られることはない、という理想を現実にする闘いで3連勝を成し遂げた。

 

相手と相談をしながらサッカーをする。指揮官が常々チームに語り続けてきたヴェルディのサッカーの根本を、選手たちはピッチ内で実際に体現してみせている。前半のテンポで崩し切れないと見るや、後半は勝負の場面で一気にテンポアップして狭いエリアの中でスペースを作り出し、そこを使い、確実にゴールを奪い取った。5位まで順位を上げてきたことはフロックではない。まだまだできる。もっと面白いサッカーができる。3試合で8ゴールを奪ってなお、チームはさらなるクオリティアップを追求する。質の追求に終わりはない。これもまた指揮官が言い続けている言葉だ。その積み重ねの先に何があるのか、先を見ずにひとつずつ積み重ねていくだけだ。まずは次節、2位のギラヴァンツ北九州との直接対決に向けて限られた日数の中で渾身の準備をする。

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監督コメント

永井 秀樹 監督

試合を振り返ってください。
ホームゲームということで、楽しみにしているファン・サポーターの皆さんに素晴らしいサッカーを見せようということは選手たちと話していました。本当に選手たちがスタートから素晴らしいサッカーをプラン通りに、狙い通りにやってくれました。選手には感謝しかありません。 もうひとつ感謝したいのは、今日はスタートのメンバーに6人、ヴェルディの育成出身の選手が並び、そして控えにも2人いるという、これに関してはヴェルディの育成、ジュニアに始まりジュニアユース、ユース、支部、もっと言えば草の根のところのスクール活動のピックアップのところから始まっているところもありますし、本当に育成に関わる皆様の努力の賜物だと思います。改めて深く感謝したいと思います。 試合に関して、前半はまず我々のサッカーをきちんとして、相手を相手コートに押し込むことができれば、半分以上成功だと伝えていました。きちんとハーフウェイラインの越え方、ボールの運び方、循環の仕方はよくやってくれましたし、素晴らしかったと思います。その中で5枚、4枚で引かれたブロックをどう崩すかというのが、このサッカーをやる上での次のステージに行くところかなと思っています。今日は後半に素晴らしい崩しを見せてくれて、素晴らしい得点を取れたことは彼らの成長以外の何ものでもないですし、普段のトレーニング通り、崩しのプラン通り、そして(井上)潮音の得点なんかは、さらに我々の想像を超えていくような素晴らしい得点でした。選手への感謝と成長と、そして誰が出てもこのサッカーをやるということを考えると、あらためて本当に素晴らしい試合をしてくれたと思います。

プロデビューとなる松橋選手をスタメンで起用した狙いを教えてください。
松本さんの両ウイングバックが攻撃時は非常に高い位置を取るという部分で、3バックとの間のスペースを一番上手く使えるのは(松橋)優安というところで、彼のことはユース時代から見ていますし、間違いなくあそこは一番上手く背後を取ってくれるという狙いで、迷わず彼を起用しました。よくやってくれたと思います。

ハーフタイムの修正や後半の早い時間帯に選手交代を行うなど、後半に向けたプランを聞かせてください。
我々が引き出したい場所は決まっていましたし、そのためにどこからボールをさしていくのか、その背後のギャップを誰がどのように使っていくのか。そういった最後のところの詰めの作業のためのプランを伝えましたが、よくやってくれました。

この試合に向けたメンバー変更の狙いを聞かせてください。
基本的には松本さんをきちんと分析した上で、我々の狙いが出せることを第一に考えて今日の布陣を組みました。連戦を意識していないかと言われれば意識はしていましたが、第3クールの今日の松本戦、次の北九州戦を考えながらのプランというのは、自分の中であるにはありますが、今日に関しては多少コンディションに配慮した部分はありますが、目の前の試合に向けて一番上手くいく配置、布陣を第一に考えていました。

点を取るたびにチームのギアが上がっていくような印象でしたが、ゴールへの意識づけのところを聞かせてください。
実はハーフタイムにキツい口調でその辺は伝えました。『後半の開始15分で必ず崩して点を取れ』と、キツめに伝えました。まさにギアを上げていくタイミングであったり、いつなのか、誰からなのか、どのパスなのか、どこのスペースを狙うかというのはかなりハーフタイムに伝えました。あらためて選手たちは言ったことはしっかりやってくれますし、それ以上のこともやってくれて、嬉しく思います。感謝しかないですし、素晴らしいと思います。

ヴェルディの育成出身ではない中で早期フィットした山下選手の順応の過程に関して聞かせてください。
本当に練習参加の段階からそうでしたが、まずは彼がこのサッカーを理解しようとする意識が一番だと思います。そして、周りのサポートと言いますか、非常に立ち位置や走るタイミングなど、もちろん我々コーチングスタッフからも指導はありますが、中の選手たち同士で話し合う雰囲気ができているので、そこは素晴らしい部分だと思います。山下だけでなく、このクラブで育った選手以外の働きや活躍、このチームに対する貢献度は本当に素晴らしいものがあります。良い意味での融合というのが、上手くいき始めていると感じています。

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選手コメント

FW48山下 諒也

投入されるまでの試合展開をどのように見ていましたか?
前半から試合展開をベンチから見ていましたが、相手の背後さえタイミングよく奪えれば決定機を作れると思っていました。試合に出てあとは自分のスピードを生かして背後への飛び出しだけを意識して試合に入りました。

投入の際にはベンチからどんな指示を受けていましたか?
監督からは『相手の背後を狙い続けろ』、『守備もしっかり戻って貢献しろ』と言われていました。

ゴールシーンを振り返ってください。
ジョエル(藤田)がボールを奪って、次は絶対に(井上)潮音がボールを受けると思い、潮音が良いところに立っていたので、潮音にボールが入った後のことを前々からイメージできていたことが良かったと思います。潮音にボールが入った瞬間にあの位置に走り込むことは意識していたので、そのイメージ通りの形になりました。シュートに関してはキーパーの状況まではよく見えていなかったのですが、自分の飛び出した時の感覚で流し込みました。

ここまでヴェルディのサッカーに順応していく中で個人的に変えた部分はありますか?
自分を変えたというか、永井さんやコーチ陣からいつも自分に対するアドバイスや指導がある中、個人的にもヴェルディに加入してから考えながらやっています。ただ、高校2年生の時から大木武さんのサッカーという、似ているサッカーをやっていたので、ある程度感覚的に似ている部分は感じていました。さらに、永井さんたちからのアドバイスを自分なりに理解してプレーしてきたつもりです。

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MF20井上 潮音

試合を振り返ってください。
前半はすごく自分たちがボールを持っている状態でしたが、あのまま0-0で終わっていたらこのサッカーはそこまで(ボールを持つだけ)だね、とか思われていたと思います。そこから後半に3点取って崩し切って勝ったということは、すごく価値があると思います。このサッカーの良さというか価値を証明できた、良い試合だったと思います。

前半に関しては最後の崩し、フィニッシュの精度が課題として残りました。
前半に関しては相手が守っている時に、選手や監督さんが『全然恐くない』と言っていたので、自分の心の中では『しめしめ』という感じでした。後半に点を取る自信もあったので、前半はああいう展開でも良かったと考えていました。結果的に3点取れたので良かったと思います。

ハーフタイムには永井監督から檄が飛んだという話でしたが。
本当に点を取らないと、勝たないと意味がないと思いますし、このサッカーの価値を証明していく上でも結果はとても大事です。こういう試合を勝てるか、勝てないかが大きな分かれ目だと思っています。

具体的に監督からはどんな言葉があったのでしょうか?
「絶対に崩し切って、点を取って勝とう」という感じでした。

アシスト場面を振り返ってください。
ジョエル(藤田)から縦パスが入った段階で後ろにディフェンスが来ていないことを確認し、上手くターンすることができました。そこにヤマ(山下)が斜めに良い動き出しをしていたので良いところにボールを置けたと思いますし、ヤマもよく決めてくれました。

ゴールシーンを振り返ってください。
あまり憶えていないですけど、パスをもらった時にはシュートを打とうと決めていました。良いコースに行って、良かったと思います。

試合序盤に関して森田選手との役割分担のところを聞かせてください。
最初は自分がフリーマンの位置で、永井さんからも代わりながらやっていいということは言われていました。(森田)晃樹とはお互いのポジションを見ながらやっていました。

前半に関してフリーマンとして一番意識した部分を聞かせてください。
相手のボランチが開いている場合はその間で自分がボールを引き出すこと。あとは(山本)理仁や晃樹に対して、相手の5バックの端から2番目の選手が出てきたときに自分がその裏に走り込むというのは、監督から言われていました。そこは意識してやっていました。

ここ最近の好調に繋がる中でご自身の変化や手応えを実感する部分はありますか?
一番変わったと思うことは、よりチームのため仲間のためにプレーするという意識ができていることです。その次に自分の得意なプレーを出すことで、良い形で自分に還元されている気がしています。そこは監督が日々言っていることですが、そういうチームへの献身性というものが、最終的に自分に返ってくると、監督は言っています。そのためにもチーム、仲間のためにプレーするという重要性をここ数試合で感じています。

フリーマンでのプレーはしっくりきていますか?
基本的には自由にスペースを見つけながらプレーできるポジションなので、自分のプレースタイルに合っていると思います。やり易さは感じています。自分の持ち味を出せることは一番大きいです。

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MF19小池 純輝

試合を振り返ってください。
大方、自分たちがボールを持っている中でどう得点に繋げていくかは前半も課題としてありましたが、前節もそうですが、前半をしっかりとゼロで抑えることができたことで、後半により多くのチャンスを作ることができた要因なのかなと思います。

前半に関しては最後の崩し、フィニッシュの精度が課題として残りました。
前半は相手のチームも元気ですし、集中力や守備のスライドも徹底されている感覚がありますが、その状況でも崩し切ることは課題です。相手が前から来ても、後ろに引いてブロックを敷いてきたとしても崩し切れるようになっていく必要があります。

今季2点目は昨季よく見られた形からのゴールになりましたが。
あそこは去年からずっと狙っていたところですし、今日に関してもずっと一生懸命走り続けてようやくあの時間帯に取ることができたので、90分間、自分が出ている時間の中で、全力で走りたいということは、より感じた部分です。落ち着いて合わせられました。

福村選手からのアシストでしたが、左利きの選手が深くえぐってくれるとああいった形のゴールを決めやすくなりますね。
チームとしてボールを握れている中で、今日で言うと福村選手が追い越す動きで抜けてきて良いクロスを入れてくれたので、チームとしての戦い方があの局面に繋がると言いますか、自分たちのやりたいサッカーができているからこそ生まれるシーンだと思います。もちろん、自分一人でドリブルで運んでゴールを決められるのが一番ですが、ヴェルディが取り組んでいるサッカーができると、僕自身の良さや他の選手の良さがどんどん活きてくると思います。そういう意味ですごく良い状態だと思います。

前半にも井上選手からの折り返しで惜しい場面もありましたが。
自分的には前にボールがほしかったのですが、後ろの方にボールが来てしまい、触れなかったです。ただ、あそこに入っていく動きは大切なので続けていきたいです。

中2日という5連戦の中で最も厳しい日程でしたが、ボールを保持して試合を支配するヴェルディの優位性が良く出た試合になりました。
前節の水戸戦もそうですが、前半に関しては対戦相手が自分たちのボールを奪いに来たり、引いてブロックを敷いてスペースを消す戦い方をしてきます。ただ、自分たちがボールを動かしていく中で相手は90分間、それをやり続けることは不可能ですし、今日に関しても一番きつい後半の時間帯にゴールが重なりました。焦れずに根気強くやっていくことが大切だと思っています。

2試合連続で無失点となりましたが、守備の安定の要因はどこにあると考えていますか。
後ろがすごく頑張ってくれているところが大きいですが、ボールを取られた後のチームのコンセプトにある5.5というか、切り替えの意識は非常に徹底されていると感じています。今日に関しても高い位置でボールを奪ってショートカウンター気味にゴールも取れているので、全体的に守備の良さが攻撃の良さにも繋がっています。試合に入る前からチームとしての守り方がしっかりと意識できていますし、スタッフが用意してくれたプランを自分たちがうまく実行に移せていると感じています。

今季初の3連勝に加え、ホームでは久々の勝利になりましたね。
単純に嬉しいことですし、コロナの影響でなかなか声を出せなかったり、ソーシャルディスタンスを守りながらの応援という形で、通常通りとはいきませんが、今日も多くの人がスタジアムに足を運んでくれていましたし、確実に自分たちの後押しになっています。できるだけ多くの勝ちを重ねて皆さんと喜びを共有したいです。

5連戦の締めくくりは7連勝という絶好調のギラヴァンツ北九州との上位対決となりますが、意気込みを聞かせてください。
この3連勝で順位も上がってきましたし、今年は連戦が多い中で1試合1試合を確実に勝っていけば上位に上がっていけます。相手は上位の北九州で勢いもありますが、自分たちに目を向けてヴェルディのサッカーを相手関係なくやっていくという部分はできているので、より精度を上げて戦いたいと思います。

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DF16福村 貴幸

試合を振り返ってください。
焦れずにやれた結果、こういう3-0という勝利に繋がったと思います。ただ、1点を取るまでに苦労した中、山下がしっかりとゴールをこじ開けてくれました。そこからはラクな展開というか、相手を崩しやすかったです。

福岡戦以来の複数アシストになりましたが、今日のアシストを振り返ってください。
1つ目のアシストはシュートが上手かったです。僕のアシストというよりも、(井上)潮音のシュートが素晴らしかったです。2つ目のアシストに関してはあそこのスペースというか、サイドバックの裏は常に狙っていくようにという指示もありました。その前にクロスを上げる場面もありましたが、そこでは少し味方と合わなかったです。その1本目から上手く修正した結果、3点目の場面では(小池)純輝君に合わせることができました。

先日にも話していましたが、アシストの部分では相手に合わせることにこだわりを持っていますか?
3点目に関しては純輝君が相手のディフェンスに見られていましたが、ディフェンダーに触られないところに速いボールを入れることを意識していて、そこさえ越えればという感じでした。まずは合わせていくことを意識し、最後は決めてくれた選手のおかげだと考えています。

2試合連続で無失点となりましたが、前節に比べてより安定感が光りました。
山雅の攻撃に関して形のある攻めが少なかったという部分もありますし、相手がそこまで前からプレッシャーをかけてこなかった部分もあります。あとはカウンターとセットプレーに最大限の集中をもって対応しましたが、全体的に良い守備ができたと思います。

攻撃の良い立ち位置に加え、前線からあれだけ切り替えを徹底してやってくれると、後ろは守りやすかったのではないでしょうか?
チーム全体で守備ができている感覚は強いですし、奪われた後の守備も早いです。後ろだけで成り立つものではないと思います。

前半の展開の中でゴールをこじ開けるための改善点を聞かせてください。
ああいう展開でも必ず隙はあると思うので、そういった相手の隙を逃がさないこと。あとはどれだけ勇気を持ってパスを入れていけるかが重要だと思います。それと良い立ち位置も大事です。一番は慌てないこと。90分間で仕留めることを意識することが大事です。

同サイドの一列前にはプロデビュー戦の松橋選手がいましたが、声掛けなど特別に意識したことはありましたか?
特別に声をかけることはなかったです。練習や練習試合の段階から問題なくプロでもプレーできる子だと思っていました。今日も良いプレーがありましたし、できなかったことよりも、できたことが多かったと思います。

5連戦の締めくくりは7連勝という絶好調のギラヴァンツ北九州との上位対決となりますが、昨季のJ3で対戦した際と現在のサッカーを比べて何か印象はありますか。
実は今年のサッカーはあまり見ていないです。ただ、(小林)監督のことはよく知っています。しっかりとしたチームを作る監督さんなので、そこが好調の要因だと考えています。

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MF33松橋 優安

待望のプロデビュー戦を振り返ってください。
最初は緊張もありましたが、先輩方がどんどんチャレンジしてもいいというプラスな声掛けをしてくれたので、自分のプレーを出せたと思います。

緊張していると言いながらも開始直後にいきなり自分の形からフィニッシュまで持ち込みましたね。
実際、試合開始のホイッスルが鳴ってから緊張はなくなり、自分のプレーを出して絶対に点を決めてやろうという気持ちになっていました。そういった中でああいうシュートシーンを作り出せましたが、あそこは決め切りたかったです。

直近2試合のアウェイゲームで遠征に帯同し、そろそろ出番が訪れるという中でのいきなりのスタメン出場になりましたが。
正直、すごくびっくりしました。アウェイでは帯同させてもらいましたが、向こうでメンバーを外れるという19人目の悔しさを味わいました。すごく悔しい気持ちがあった中で、永井さんがこのホームという場所でデビューの機会を与えてくれたので、その期待に応えたいという気持ちを強く感じていました。監督からは個別で、ユース時代のようなプレーをどんどん見せていくこと。積極的にチャレンジしてほしいという、プラスな声掛けをしてもらっていました。

今日は同期で先にデビューしている山本選手、藤田選手がスタメンとして同じピッチに立っていました。どんなコミュニケーションを取っていましたか。
ジョエル(藤田)と(山本)理仁は慣れているというか、僕よりも経験を積んでいます。その中で悔しい気持ちもありましたが、同期で一緒にピッチに立てたことは嬉しかったですし、すごく楽しみながらプレーすることができました。

積極的な仕掛けに加え、守備の切り替えの部分でもハードワークが光っていました。監督からかなり言われていた部分でしょうか。
ドリブルに関してはどんどん縦に仕掛けるように言われていましたし、守備に関してはチームのコンセプトである、切り替えの徹底はミーティングから言われていました。いつ誰が出たとしても同じことができるようにと言われていた部分で、今日のようなプレーが出せたと思います。

55分ほどのプレーになりましたが、デビュー戦の自己評価を聞かせてください。
10点中7点ぐらいですね。課題としては決め切る力や、55分のプレーでしたが、90分間走り切れる体力が必要だと思っています。自分が出ている時間帯に点が入らなかったことは悔しいですが、交代で入ったメンバーが決めてくれ、チームが勝てたことが何より嬉しいです。

監督からはスタートから全力で行けるところまでというような指示はありましたか。
そういうふうに言われてはいませんでしたが、みんなで勝つというのがある中で90分間で全力を出すというよりも、最初から自分の力を出し切っていくという感覚でした。サブにも頼もしいチームメートが控えているので、自分の力を最初からできるだけ出していこうと思っていました。

プロのレベルに関してはどんな印象ですか。
カウンターの場面とかに関してはユースであれば、自分で決め切れたと思います。ただ、そこはプロなので、ゴール前の守備は厳しいですし、ゴール前の判断をもっと早く、正しくできるようにしていきたいです。

開幕から13試合目でのデビューになりましたが、想定内か、あるいは遅すぎると感じていますか。
個人的には開幕戦でのデビューを狙っていましたが、コンディション的に全然ダメでしたし、自分のプレーをなかなか出せずに苦しい時期もありました。最近になってようやく自分のプレーを出すことができていたので、そろそろチャンスが来るという感覚はありました。そのチャンスが来た時に絶対に自分のプレーを出してやろうという気持ちで挑みました。

今後に向けてファン・サポーターの方々に見せていきたいご自身の特長を聞かせてください。
両サイドで自分が起点となり、背後でボールを受けたり、ドリブルで仕掛けていき、自分のところからどんどんチャンスを作り出し、アシストやゴールを挙げていきたいです。プロは数字が大事になるので、そういう部分にこだわっていきたいです。

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