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MATCH試合情報

天皇杯 JFA 第106回全日本サッカー選手権大会 2回戦 - 東京ヴェルディ vs ザスパ群馬

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
今シーズン公式戦で初めてピッチに立つメンバーと、怪我上がりでトレーニングマッチも全くできていない状態でピッチに立った選手もいましたが、みんなとここまでのJリーグ3試合で出た課題、我々の時計の針の十二時というものをしっかりと共有してピッチに立てたことが、今日の結果につながったと思います。前への姿勢を攻守においてしっかり見せて、2点目をなかなか取れなかったというクオリティは課題ですけど、その姿勢こそが我々なので、これは次のJリーグに向けて継続していきたいなというふうに思います。リーグ戦も早くファン・サポーターと一緒にラインダンスを踊りたいなと、今日改めて思いました。

森田晃樹選手の先発起用について聞かせてください。
(起用を決めたのは)今週です。もうギリギリでした。どこまでコンタクトさせられるのか。本人の怖さであったり、再受傷の可能性は極めて低いというのはメディカルから聞いていましたが、サッカーというスポーツなのでボディコンタクトがあり、どういう当たり方をするか、どういう倒れ方をするかというのはわからないので、本人ともよく話しながら、ここをぶっつけ本番とするかどうかをずっと悩んでいました。ただ、練習は可能な限り入れていましたし、本当の意味でのフル合流をしたのは今週だったので、ある意味賭けでしたけど、このリーグ戦の中で我々が表現したいことができなかったことを、この場でこのメンバーで出すということも、彼は先頭に立ってやってくれたと思いますし、アクシデントがなかったことは本当に良かったなと思います。

柴戸海選手が加入後初出場となりました。試合中に監督のところに自ら指示を受けに行く場面もありましたが、どういったやり取りをされましたか?
相手のアンカーが外のエリアでフリーになることが多かったり、我々が相手のセンターバックに前からプレスに行くと、どうしても浮く選手を付きに行くか、あるいはセンターバックに対してある程度ボールを持たせて、アンカーのところを前線の選手に付かせるのか。そこの確認がチームでもゲームの最中で「これどうする?」と少しなったと思います。そこで彼があのようなアクションを起こしてくれたということは、まさに我々が彼に期待するところです。もちろんプレー自体はまだまだゲーム慣れしていかないといけないです。練習試合でも彼が20分ぐらいで怪我をしたので、実際今シーズンほとんどプレーしていない状況でピッチに立ちました。本来のプレーからはまだまだ程遠いと思いますが、チームとしてどう戦うかを、彼が少しまとめて僕のところに聞きに来てくれたというところは、彼らしいなというふうに思います。森田晃樹とはプレーのキャラクターが違うので、これはチームメイトがしっかり理解しながら、彼の良さももっと引き出していきたいなというふうに思います。

鈴木海音選手と佐古真礼選手の配置の狙いについて聞かせてください。
佐古真礼は左のフィードが特長ですし高さもあるので、彼をどう活かすかというところと、我々が前からつかんでいった時に、我々の表現でよく「後ろが裸になる」と言うのですが、1対1の状況になることを覚悟しながら行っているので、走力としたら、このチームで一、二を争う鈴木海音を最終ラインの中央に配置しました。

白井亮丞と川村楽人の生え抜き若手選手たちが目に見える結果を残したことはチームにとって大きなプラスだと思います。
あの決勝点になったPKも、仲山獅恩が足を止めずに相手のペナルティエリアのところでボールを触ったからこそ、あのようなスクランブルが起きたと思います。若い選手が得点に絡んでいくというのは非常に彼らの自信になると思います。成長というのは自信が一番大きいですし、僕らがいくら「自信を持て」と言っても、やっぱりピッチの上で自分たちが手応えを得なければなかなか持てないので、今日は良い自信に変えて、次ポジティブに自分の課題に向き合えるようにしてあげたいなと思います。

加入後初ゴールを挙げた神田奏真選手への評価を聞かせてください。
彼が1点を獲ったあのシーンというのは、ロッカールームの中で確認したクロスのパターンでした。それをすぐ瞬時に彼が表現できるというところは、やっぱり得点感覚があるなと思いました。ただ、2点目、3点目を獲れる場面が前半のうちにあったので、彼にはもっともっと得点に対する意欲を高めてもらって、もう2点、3点獲ってほしいと思います。おそらく本人もそう思っていると思うので、守備の貢献というのは今努力している最中なので、彼の特長である得点力をさらに伸ばしていってほしいなと思います。

今季公式戦初勝利をどうリーグ戦につなげたいですか?
我々のフットボールがどうあるべきか。もちろんJリーグの開幕がフロンターレで第2戦が柏でした。Jリーグの中でも有数の足元でつなぐことがうまいチームに対して、僕らがそこに対応したことで、ある意味刷り込まれたものが、東京ヴェルディのフットボールとはちょっと違う方向に行きそうだったので、今日はそこをまず修正したかったです。相手ではない、我々の表現したいものを表現することだという意味では、もうすでに今日のキックオフから鹿島戦につながっているので、今日やろうとしたことをしっかり表現することが大事だと思います。

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選手コメント

MF 10森田 晃樹

ぶっつけ本番での今季初出場となりました。
想定より早い段階で45分という形でしたけど、まあきつかったです(笑)。怖さはなかったです。転んだ時の腕のつき方とかは少し怖いのですが、フィジカルで当たったりする分には全然大丈夫かなと思います。

公式戦初出場を終えた感触はいかがですか?
怪我した部分は全然大丈夫ですし、そこに対してのは心配はないかなと自分の中でも思っています。あとは体力的なところが戻ってくるといいかなと思っています。

試合勘やボールタッチのフィーリングはいかがでしたか?
思っていたより悪くなかったと思います。

サプライズでの復帰という部分もあってウォーミングアップから歓声が大きかったです。
高ぶりというか、本当に歓迎してくれているというふうに思いました。本当に頑張ろうという気持ちになったので、そういう意味では高ぶりはあったかもしれないです。

ご自身としては久々に西が丘でのプレーとなりました。
試合をやることはわりと久々でした。今日はファン・サポーターも入っていましたし、すごくいい雰囲気でやらせてもらったので、いい試合だったなと思います。

開幕からリーグ戦未勝利という状況での公式戦初勝利となりました。
こうやって勝って、(リーグ戦で)ベンチ外の選手とか若い選手が自信をつけていくこともすごくいいことだと思います。何よりチームとしても勝って次のリーグ戦に臨めるというのは、チームの雰囲気的にも多少影響はあるかなと思いますし、本当に今日に関しては勝てて良かったなと思います。

この試合で得た収穫はどの辺りですか?
個人的にはここまで一回も練習試合を含めて試合に出ていない中で、公式戦でしっかり45分やれたということが、まず一番大きな収穫だと思います。チームとしては今シーズン公式戦で勝てていないというところで、一回勝てたというのは、チームとしては少なからずプラスだとは思っています。

選手層の底上げという部分では若手の活躍も大きかったです。
点を獲った2人(白井亮丞、川村楽人)だけではなくて、他の選手も良かったと思います。(佐古)真礼とかも落ち着いてプレーしていたと思いますし、収穫は各々の選手であったのではないかなと思います。

鹿島戦に向けてはどう臨んでいきますか?
今日のパフォーマンスを見て、監督がどう判断するかだと思いますし、しっかり準備をしようと思います。(チームとしては)今日の試合に関して、前半とかそうですけど、わりと自分たちでボールを下からつないで、ラインブレイクしていくみたいなところにも挑戦できていましたし、いい形で剥がして運べるみたいなところもあったので、それが次の鹿島戦でもできればいいかなと思います。

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MF 30川村 楽人

プロ初ゴールを振り返ってください。
ピッチに入る前から「全部自分で前に行け」というふうに言われていたので、その前にクマくん(熊取谷一星)が1点獲って楽になったのもありますけど、自分がもう1点獲ってチームを勝たせたかったという部分がいい形で表れたかなと思います。

左足でもパンチ力のあるシュートを打てるところはゴールシーンでも活きた印象です。
両足で蹴れるウインガーになるというのは、仁志さん(森下仁志ヘッドコーチ)とずっと話していました。右足でカットインできるウインガーはたくさんいますけど、左で縦に行って左で蹴れる選手は日本にはあまりいないと思っているので、そういう感じになれるように左足は常に練習していたので、練習どおりになったかなと思います。

数日前に悔しさを味わった西が丘でそれを払しょくする試合となりました。
前回苦しい試合にしてしまって、でも次も西が丘でやらせてもらえるというところで、今日は本当に得点を獲れて良かったなと思います。

ゴールセレブレーションでは緑のゴール裏にしっかりとアピールしました。
ゲーム前から自分のタオルを掲げてくれている人だったり、自分の名前を呼んでくれる方がすごい多くて、「頑張ってやろう」という気持ちになっていたので、そういう方たちに恩返しをするという意味でも、やっぱりいいゴールを決められてよかったなと思います。

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FW 38神田 奏真

加入後初ゴールを振り返ってください。
相手がクロスに対して下がるというのはわかっていたので、(白井)亮丞がボールを持った時に目が合ったので、マイナスで待っておけば来るかなと思っていました。手前で相手に当たったので、とりあえず当てようと思って当てたらいいところに飛んでいきました。

クロスバー直撃の惜しいシュートもありました。
(仲山)獅恩が触った後にキーパーを見たらちょっと前に出過ぎていたので、「入ってくれ」という思いで打ってみました。

今日の前線はかなり流動的にプレーするシーンが多かった印象です。
各々の特長があるというところで、前の3枚のところだったら、僕と亮丞が入れ替わってもいいですし、ポジションにとらわれないことが相手にとっても嫌なことだと思っていたので、そこはいい感じに3人でできたのかなというふうに思います。

前線からの守備の貢献も素晴らしかったですが、個人的に意識した部分はありましたか?
チームのやるべきことをやるというところだけです。

結果を残すことを意識した中で初先発の試合で結果が出ました。
決定機2本、バーに当たったのと、ヘディングで外しちゃっているので、それを決めておけば、もっとチームの流れ的にも楽な展開だったなというふうには感じているので、そこまで満足はできないかなと思います。

スタメンでプレーした感触はいかがでしたか?
もう少し強度を持って長い時間プレーできないといけないなというふうに感じました。

公式戦で森田晃樹選手と初めて一緒にプレーした感触はいかがでしたか?
練習でも距離感のことは言っていましたし、どのくらいの距離感がいいかとかは話していました。それがいい距離感でやれたので、前進できるひとつの要因だったなというふうに思います。

次の鹿島戦に向けて収穫はありましたか?
今日と同じようにはいかないと思うので、そういうところは試合をやりながら、考えてやっていきたいと思います。

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