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MATCH試合情報

2025 明治安田J1リーグ 第5節 - アルビレックス新潟 vs 東京ヴェルディ

マッチレポート

監督コメント

城福 浩 監督

試合を振り返ってください。
ここまで来てくれたファン・サポーターに勝点0という状況で帰らせるわけにはいかなかったので、勝点1という結果に関してはポジティブに捉えています。ゲームについては、我々が前からのプレスによって前で奪って、押し込んでサッカーをするところ。ある程度落ち着いて相手を引き込んで、中盤でコンパクトにするところ。そのメリハリというか、そこがちょっと前半は前の選手が頑張って追いかけてくれた中で2点目を取れなかったので、その時点で我々がもう少し見極めて早めにミドルサードに落としてもよかったかなと反省しています。(前半19分の齋藤功佑に対するファウルが)イエローかどうかは、私は非常にいろいろな思いがあります。まさに前からのプレスで決定機を作ってフリーキックになって、ああいう状況で2点目を取れれば、自分たちとしてはしっかり中盤に引き込んで、少しプレスのエリアを変えてサッカーをやるというプラン通りだったと思います。あの辺りぐらいから少し前線が疲れて、相手の後ろが余り気味になったというところで押し込まれたところは反省点です。多少立ち位置を変えたりして対応しましたが、後半に追いかけなければいけない状況になった時の盛り返し方は我々らしくやりましたし、選手個々も戦えていたので、次の勝点3につながるような戦いができたかなと思います。

開幕戦以来の先発起用となった木村選手の評価を聞かせてください。
彼が元々持っているポテンシャルや、彼の中での課題と言うべきか修正すべきところと、よりストロングを出していくところは、もちろん連動していますが、そこの兼ね合いをまだ今シーズンの彼が探っているという言い方が良いか、ちょっと我々が見ても腹が据わってないような状況があったと思いますし、開幕戦はまさにそこがチームとしてかなりブレーキになったと思います。悔しい中で彼は過ごしていましたが、同僚のまさに仲間である山田剛綺がああいう状況になって、もちろん我々はやり方のアプローチもしていますが、彼の心境が一番大事だと思っています。今日どのようなプレーをするかという意味では、今までに比べれば本当にハードワークしてくれたと思います。ただ、彼のポテンシャルからすれば、もっとやれる選手だというふうに思っています。

今季初の複数得点、ビハインドから追いついた点は評価できる部分でしょうか?
大事なのは、我々らしく戦って追いついたということです。相手への圧力のかけ方が、へそや幅を使いながらゴール前に迫っての同点だったので、内容的にも非常にポジティブだなと思います。前半からガス欠になるまで前がインテンシティの高いサッカーをやって、後半あのような形でバトンを受け渡ししていくようなところが、もう少し勝点3を持った状態でスムーズにやっていけると、もっと良い試合になると思います。そこは我々の今後の宿題です。ただ、前半の最初のフリーキックぐらいまでですかね。そこから後半の2点目を取られた後あたりまでをしっかり修正して、また第6節以降に繋げたいなと思います。

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選手コメント

MF 7森田 晃樹

試合を振り返ってください。
まずは2点取れたというのはチームとして大きかったと思います。ここ4試合で1得点というところで、得点力というのは指摘されていた部分でしたし、そこで今日2点取れたというのはすごくチームとして大きかったかなと思います。

先制した後の良い時間帯に2点目を取り切りたかったという印象ですか?
それは僕も感じていましたけど、そこが課題というか、そこでもう1点取れたらチームとしても相当楽になったと思います。チャンスもあったと思いますけど、そこを決められるようにするのはもうひとつ課題かなと思います。

前線の選手が得点を決めた部分もチームとしての収穫になりました。
(木村)勇大自身もここ数試合はなかなか試合に絡めていない状況で、(山田)剛綺が怪我をしてしまって久々のスタメンというところでしたけど、点を決めることによって自信も取り戻すと思いますし、また去年みたいにどんどん決めてくれるのではないかなと思っています。

逆転された後に少し耐える時間を経て再び前からアグレッシブに行く形に切り替わりましたが、どういった切り替えがうまくいきましたか?
自分たちのやりたいことをやめなかったというのと、新潟さんも相当巧かったので、かなり押し込まれる時間もありましたが、そういう時間に耐えたというところ、そして試合終盤にかかって新潟さんも少し下がったというか、勝つためにちょっと自分たちの時間も作れたので、そこも大きかったかなと思います。

前半の立ち上がりから覚悟を感じさせるハイプレスが印象的でした。
監督もずっと言っていましたが、「間違えてもいいからプレスに行こう」というところで、そのミスはボランチだったり、センターバックやバックラインがカバーしようという話はしていたので、本当に結構剥がされたシーンも多かったですけど、そこをみんなでカバーできたシーンも多くあったなと思います。

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FW 10木村 勇大

ゴールシーンを振り返ってください。
ボールをもらってシュートを打つことしか考えていなかったので、たぶん1回もゴールを見ていないですけど感覚でニアハイを狙うイメージだけで打ったら、良いところに飛んでくれたという感じです。

染野選手のスルーパスに良い形で反応しました。
あいつ(染野選手)が出してくれると信じて走ったので、彼がめちゃくちゃ良い位置でボールを受けて前を向いてくれたので、「来るかな」と思って動き出したら、ほしい位置に来たので、思い切って振り抜けてよかったです。

開幕以来の先発で90分走り切りました。
今日のデータを見たら11㎞以上走っていて、今までの人生で一番走ったので、これ以上は無理ですけどもっと頑張ります。

流れ的には先制後に2点目を取りたかった印象ですか?
前半の良い流れでもう1点取れれば、展開も違ったと思います。相手にプレスを剥がされ押し込まれだして、ハーフタイムに守備の時の形をちょっと変えましたが、相手にすぐ対策されて剥がされてしまいました。前から行くだけ行って、取れる時は良いですが、それが剥がされだした時にチームとしてどうするのかというところと、あれをもう1回押し返さないと、ああいう形で失点すると思うので、押し込まれ続ける時間を少しでも減らせるように、またやっていきたいです。

逆転された後の難しい流れを耐えてギアを上げて追いついた形はポジティブな要素となりました。
アウェイで負けと引き分けでは全然違うと思いますので、そういう状況の中でしっかり追いつけた。勝てなかったですが、そこはすごくチームとして、あの時間で追いついて勝点1を取れたことは大きかったなと思います。

開幕5試合目で初ゴールとなりました。
本当は開幕から決められたら良かったですが、そこからスタメンを外れていろいろと思うところがあり、怪我人が出てという中で、今日はそういう選手の思いを背負いつつ、自分としては出られない状況に悔しさを感じていたので、今日は何が何でも結果を残す、そういう思いでやっていたので、ちゃんと出場時間をもらった時に結果を残せたことは良かったかなと思うので、もっと決められるようにやっていきたいです。

メンタルの切り替えは去年スタメンを外れていた時期の経験が生かされた感じでしょうか?
去年は夏の3試合で外れて、今回も3試合外れましたが、試合に出られないというのは本当にしんどかったですし、こうやってピッチに立って長い時間プレーできるというのが、サッカー選手の一番の喜びだなというのを今日は改めて思いました。もうこのポジションを譲るつもりはないですし、そのためにもチームを勝たせないと、ストライカーはダメなので、もっとゴールを決められるように、もっとシュート打てるようにやり続けたいです。

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MF 23綱島 悠斗

試合を振り返ってください。
やっぱり勝点3を掴み取りたかったというのが正直なところです。相手が巧くビルドアップしてくるなかで、前半のうちに修正できなかったというのは課題でもありましたし、本当にそこのコミュニケーションというのはうまく取らないといけなかったです。うまくコミュニケーションを取れれば、余裕を持って防げるシーンがいくつかありましたし、そこのコミュニケーションのずれというのは改善しなければいけないなと思います。

前半は覚悟を感じるアグレッシブなハイプレスが印象的でした。
自分たちに流れを持っていくために、相手陣地でプレーしたいという思いからそういう守備になったと思います。サッカーは攻守一体なので、良い守備をして良い攻撃というところを意識して入りました。

先制点の起点となった染野選手の足元に差し込んだパスは狙い通りでしたか?
常に自分がどこにでも蹴れるところにボールを置くことによって、ファーストのタイミングで差せなくても、セカンドのタイミングで差せる瞬間が生まれたので、そこは練習から積み重ねてきたものが出たかなという印象です。

ゴールシーンを振り返ってください。
本当に良いボールが飛んできましたし、自分の体の向きもゴール方向を向いていたので、本当に面を意識してというか、本当にコースに流し込むだけだったので、そこのところは(齋藤)功佑くんにすごく感謝しています。

ここまでの課題を考えると、ポジティブな要素も多く出たドローだったと思います。
試合の運び方とかに少し自分たちの成長が見えているのかなとは思いますが、勝点3を取れなかった理由というのはあるので、本当に自分たちは一試合一試合成長していくしかないと思うので、今日出た課題というものを、またチームで振り返って少しでも成長できたら良いなと思っています。

プレス強度が落ちた前半半ば以降は中央で起点を作られる場面も増えた印象です。どの辺りに改善が必要でしたか?
相手のトップ下の選手が自分たちのシャドーとウイングバックの間に落ちる瞬間というのはいくつかありましたし、そこを誰が見るのかというコミュニケーションが取れていなかったです。縦ズレするのか、横ズレするのか。または染野に2度追いさせるのか、中盤を切らせるのかというような様々な要素が絡んでくると思っています。そこをうまく修正できなかったというのは、前半の最後に押し込まれたひとつの要因なのかなと思っています。

逆転された後に少し耐える時間を経て再び前からアグレッシブに行く形に切り替わりましたが、どういった切り替えがうまくいきましたか?
自分たちがどういうふうに戦っていくのかというところはチームで共有されていましたし、失点以降もやることは変わらないという話はチーム内でもしていました。そういったコミュニケーションがあったからこそ同点ゴールにつながったのかなと思います。

今日の勝点1をどのように捉えていますか?
もちろんポジティブに考えています。先制して逆転されて難しい試合でしたけど、こうやって自分たちが追いつくことができたというのは前節からの成長だと思いますし、そこのところは自信を持ってやっていきたいです。その反面で今日出た課題を克服して、少しでも成長できるように取り組んでいきたいなと思っています。

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