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MATCH試合情報

2014 Jリーグ ディビジョン2 第21節 - 東京ヴェルディ vs モンテディオ山形

マッチレポート

【試合展開】

7試合勝利から遠ざかっているヴェルディは、前半戦最後となるホームゲームにモンテディオ山形を迎えた。今節は警告累積によりキャプテンの田村直也を欠き、右サイドバックには田中貴大を起用し、出場停止から戻った安西幸輝もスタメンに名を連ねた。

勝利で前半戦を締めくくり、後半戦に向けた起爆剤にしたいヴェルディは、序盤から球際で積極的にチェイス。コンパクトな守備陣形で相手の攻撃をからめ取り、マイボールをリズムよくつないで反撃へと出た。しかし、先制したのは山形だった。宮阪政樹のフリーキックがポストに当たり、撥ね返りがゴール前の中島裕希の目前にこぼれ、これを中島が押し込んだ。追いつきたいヴェルディは、永井秀樹と平本一樹とつないで、平本がペナルティエリア右角でボールを受けて落とし、走り込んだニウドがダイレクトに合わせて、ゴール左上隅に豪快に決めて、失点の2分後に同点に追いついた。リズムが出てきたヴェルディは、ミスも散見するものの、テンポの良いパス回しからチャンスを創出した。ただ、チャンスをモノにできずにいると、バイタルエリアでのクリアを拾われて、シュートが当たってコースが変わる不運もあって38分に追加点を献上した。

追いつきたいヴェルディは、後半に入るとボールを保持する時間が長くなった。しかし、前線でボールを回しながらも山形のコンパクトな守備を崩し切れず、シュートまで持ち込めないままボールロストしてカウンターを食らう展開を繰り返した。攻撃的なカードを切って、澤井直人、杉本竜士、常盤聡を次々に投入したが、ボールを持ちながらフィニッシュができない流れを変えられず。山形のカウンターを守備陣が身体を張って撥ね返し続けたが、攻撃は最後の精度を欠き、1点差に泣く結果となった。次週は味の素フィールド西が丘にて、天皇杯2回戦でギラヴァンツ北九州と戦います。

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