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MATCH試合情報

2020 プレナスなでしこリーグ1部 第17節 - アルビレックス新潟レディース vs 日テレ・東京ヴェルディベレーザ

マッチレポート

【試合展開】

前節、浦和レッドダイヤモンズレディースがリーグ優勝を決め、ベレーザの連覇は『5』でストップ。ひとつでも上位でシーズンを終えるため、残り2戦ともに勝利したいベレーザは、デンカビッグスワンスタジアムに乗り込んでアルビレックス新潟レディースと対戦した。

 

山下杏也加と村松智子が復帰してメンバー入りし、宮川麻都と長谷川唯がこれまでより1列前のポジションで起用された。試合開始から有吉佐織と長谷川を中心にボールを相手陣内に進めるが思うようにパスが繋がらず、逆に相手のカウンターを受ける場面が目立つ。

 

両者譲らない試合展開のなか、最初にチャンスが訪れたのはアルビレックス新潟レディース。21分、ピッチ中央でボールを奪うとベレーザゴール前まで運ぶ。上尾野辺めぐみがボールを後ろに下げ、走り込んできた園田悠奈が勢いよくミドルシュートを放つも運良くゴールポストに救われた。

 

反撃に出たいベレーザは、42分コーナーキックのチャンスを掴むとキッカー菅野奏音から中里優、菅野に戻してシュートを放つが相手GKがブロック。弾いたボールを前に詰めていた村松が押し込むも再度GKがブロック。さらにこぼれてきたボールを力強く打つもクロスバーに阻まれる。

 

最大のチャンスをものにできず前半を0-0で折り返す。

 

後半開始から、ベレーザらしいパスワークで相手陣内でボールを支配する時間を増やす。56分、長谷川がボールを受けると浮かせて中里が頭で繋ぎ、走り込んだ宮澤ひなたがゴールに方向に流すも相手GKに阻まれる。

 

攻撃のギアを上げたいベレーザは、60分に遠藤純と木下桃香をピッチに送り込む。

 

カウンターで反撃の機会を窺うアルビレックスは67分、ピッチ中央でボールを奪うと上尾野辺のクロスにダイビングヘッドで合わせようとした千野七海を宮川が身体を張って防ぐ。6試合ぶりの試合出場となった山下がボックスから飛び出して相手のチャンスを落ち着いて阻み、フィールドプレーヤー顔負けのボールコントロールで会場を沸かす。

 

リーグ最多得点のベレーザ、リーグ最少失点のアルビレックスの文字通り矛盾対決は、両者最後まで譲らずスコアレスドローで試合終了。

 

次節は、ベレーザとして最後の“なでしこリーグ”の試合。女子サッカーの歴史を担ってきた存在として、そして今シーズン最後のホームゲームとして、味の素フィールド西が丘で愛媛FCレディースに勝利したい。

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監督コメント

永田 雅人 監督

試合を振り返ってください。
ボールは保持したものの、シュート本数が全部で5本で、それが試合の内容を象徴しているかなというところです。最終節はホームでプレーさせてもらえますし、今シーズン、このコロナ禍のなかで支えてくださった全ての皆さまにしっかりと恩返し、お礼ができるような内容の試合をしたいです。





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選手コメント

GK 1山下 杏也加

試合を振り返ってください。
(6試合ぶりの試合出場で)思っていたよりも試合感覚はそこまで落ちていませんでした。新潟はカウンターとクロスからの攻撃がストロングなので、そのディフェンスのコントロールや後ろの管理を結構気にしていました。今年は失点が多いので、失点を0に近づけるように自分のモチベーションを意識しました。

フィールドプレーヤーさながらのボールさばきが印象的でした。
自分の守備範囲を広げるためには、やっぱりチャレンジするしかないですし、その後のプレーに関しては少し遊びが出ちゃったというか、それでも会場が少し湧いたので良かったかなと思います。

最終節への意気込みをお願いします。
今日の試合では結構相手が引いてきたなかで、自分たちが点を取らなければいけない状態だったので、点を取れるところで取っていきたいです。後ろからビルドアップに関しても、もう少し安定できるようにこの1週間準備したいなというのと、自分自身もコンディションをもっと上げたいなと思います。

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FW 14長谷川 唯

試合を振り返ってください。
自分たちがビルドアップからやっていくなかで、最初のディフェンスラインからのビルドアップというところの意識はだいぶ高くなってきました。でも、ゴールのチャンスメイクするところだったり、最後崩しにいくところがまだまだ足りないなというのを改めて感じた試合です。

今節はFWでの起用でした。
メンバーによってポジションの合う、合わないだったり組み合わせなどもあるので、そういう意味で前になっていましたけど、そういう意味では得点というところは狙わないといけなかったと思いますし、もう少し作りのところに前半から関わっていっても良かったのかなと思います。

最終節への意気込みをお願いします。
今日も遠くまでサポーターの方が来てくれたなかで、0点で引き分けという結果だったので、最近勝てていないところも含めて、しっかり勝ってサポーターの方と喜べるようにしたいなと思います。

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