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MATCH試合情報

2024-25 SOMPO WEリーグ 第16節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs セレッソ大阪ヤンマーレディース

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

本日の試合の総括をお願いします
雨の中、寒い中、本当に最後まで応援してくださったファン・サポーターの方に感謝したいと思います。 終盤バタバタして失点してしまいましたが、ゲーム全体を考えると、ある程度意図した展開にはなったかなと。 ただ、最後のアタッキングサードのところのアイデアと精度、ボールを支配している割にはシュート数が少ないというところでは、やはり課題も多いように感じます。 勝利するために全員が一つのボールに対し、守備・攻撃、関わる意識というのは非常に高く保ってたと思いますし、欲を言えば控えの選手も含めて、全員で戦っていきたいです。 最後、バタバタしなければ、そういう方向にも行けたと思いますが、そういうチャンスを作れなかったので残念です。 1週空きますが、課題を修正し、今日出場しなかったメンバーも含めて、全員で戦っていくというところをさらに強調して、次のゲームに臨んでいきたいです。

優勝を争っていく中で、すごく良い傾向が見えてきた試合だったなと感じました。 何か監督としてリーグ終盤に向けて選手から感じるところはありますか?
きっかけは、前回まさにここ(味の素フィールド西が丘)でのN相模原戦で、終盤追いつかれて引き分けになったゲーム。振り返れば、やはり相手の方が一歩早かったり、思い切りの良さ、勝利への意識、ギリギリのところで、そういうものは我々の方が下回ってたとように感じました。選手たちとも共有し、普段のトレーニングの中から改善し、それがしっかりと表現できたのが、その次のマイ仙台戦だった。そういう意味ではやはり何が足りなくて何が必要なのかというのは選手とも共有していますし、実際にそうやって勝ち点2を失ったことで、選手たち が本当に危機感を持って取り組んでくれた。そこが変化の要因かなと思っています。

今日は2チームとも生え抜きの選手たちがスタメンを占める形になりました。長く女子サッカーを見てこられた松田監督がご覧になって、この世代の技術の高さであったりとか、プロでやるということが本当に大きなことだと思いますが、その変化についてはどのように感じましたか
セレッソさんも若い選手が本当に高い技術を持って、サッカーをしているなという印象をすごく受けました。ただ本当に彼女たちはまだ完成された選手ではなく、もっとこれからの可能性を秘めている選手であるということ。そこに関しては、若いから、元気だから、チャレンジしてるからいいよねで済ませたくない。もっと高い要求をしていくべきだし、今日のゲームの中でも、もちろん良いプレーもありましたけれども、課題もたくさんあった。そういうところをしっかり拾っていくことが大事だと思います。 昔のことですけど、世界一になったチームの個々の選手たちを見ると、もっと負けず嫌いだったし、もっと表現できる選手たちの集まりだった。そういう意味では、やっぱりプレーは良いけど大人しかったり、気持ちが前面に出てるようには見えなかったり、なんとなく物足りなさを感じるのも事実です。 その辺は、バランスよく良いものを持ってるからこそ、しっかりと指導していかなきゃいけないなというのは、身に染みて感じてます。

今日も眞城選手が中盤にいたと思ったら、上がっていたり、本当にいろんなところに顔を出していて素晴らしいなと感じました。高校を卒業した今、改めて監督からみてどのように感じてますでしょうか。
ボールに関わる、特に攻撃のところでのアイディアであったり、失わないプレーであったりは非常にいいなと思います。守備のところでも、自分で失ったボールを取り返そうという、その一歩の速さというのも感じます。そういう意味では、あの年齢にしてはまとまっているなと。 ただ、小さくまとまって欲しくないという意味では、今の時代、ボランチでもゴールを獲れる、彼女は今日何本シュートを打ったかって考えると、そのゴールのところに絡むところにまだあまり入って来られてないというのも事実。 彼女に限らず、もっとゴールの意識というのは全員が持たなきゃいけないし、彼女もあれぐらいプレーできるんだったら、さらにゴール前で力を発揮して欲しいと思っています。

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選手コメント

FW 27樋渡 百花

本日の試合を振り返ってください
結果としては2-1で勝てましたが、最後の失点は課題だと思います。試合の終わり方をもっと改善しないといけないです。

試合を通して裏への抜け出しや、相手を背負っても支障なくプレーをされているように感じました。
裏への抜け出しは意識して取り組んでいます。起点を作って味方に繋ぐことでゴール前に入る機会をもっと増やしていきたいです。 そうすればチームとして攻撃も多くなりますし、自分も得点する機会が増えると思います。

得点シーンですが、右にも左にも(シュートを)打てる場所に止められたように感じました。
気持ち的に大きくなりましたが、逆にファーが開いたので、相手の股の下をうまく狙えました。コースがいいところにいってくれてよかったです。 あとトラップが大きくなったときに『あっ』と思いましたが、オトさん(菅野奏音選手)が後ろで 『百花、ゴール!』と言ってくれたのでシュートしました。

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MF 14眞城 美春

本日の試合を振り返ってください
ボールを動かすことはできたのですが、最後のシュートの部分だったり、クロスに入るところが足りないように感じました。 ゴール前に何本もクロスが上がっていたので、そこに入っていけたらよかったです。

得点シーンについ振り返ってください
自分のところに(ボールが)うまく転がってきました。シュートは練習で最近してきたので、練習が結果に繋がってよかったです。

菅野奏音選手との連携もハマっていたように感じました。菅野選手との関係で意識しているところはありますか?
ベレーザのサッカーにおいて、関係性は大事な部分の1つだと思っています。 お互い見合ってサッカーをするように意識しています。 オトさんだけでなくて、フォワードやシャドーの選手とも繋いでプレーできるように 意識しています。

N相模原戦以降、相手に対して強くいけてるように感じます。
N相模原戦は球際のところなどで相手の方が上回っていたところもありました。 前節のマイ仙台戦では、チーム全体が強く意識を持って練習していたので、意識の部分からチーム全体が変わったように思います 。

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