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MATCH試合情報

2024-25 SOMPO WEリーグ 第3節 - 日テレ・東京ヴェルディベレーザ vs アルビレックス新潟レディース

マッチレポート

監督コメント

松田 岳夫 監督

本日の試合の総括をお願いします。
ホームのゲームでたくさんのファン・サポーターの方に来ていただいて、その中で勝利できたことを非常にうれしく思っています。 ゲーム内容も我々が目指すところであるアグレッシブなプレーを攻守においてうまく発揮できた、そういう時間帯が多かったと思います。積極的に前から守備に行く、ボールに対しての連動も速く、受け渡しもでき、全体がコンパクトに守備できたというところが非常に大きかった。奪ってからカウンターというところでも、その切り替えの速さ、あるいはボールを失ってから奪い返す速さ。主にそのトランジションのところで、自分たちが優位に立つサポートというのが、ゲームを支配できた要因かなと思っています。ボールを持っている選手が自分のやりたいプレーを発揮する。特に後半に出てきた若い選手も含め、全員が積極的にプレーしてくれたこと。これが勝利につながったと思います。もっと点を取れるチャンスのところで確実に決め切る、そういう要素も課題として残りましたので、良い修正を加えて次のゲームに臨んでいきたいと思っています。

今日の試合は集中力も高く、これが開幕の浦和戦で見られたらもっと良かったと思いますが、このように連動して前から早く奪うサッカーに持ってくることができた要因はありますか。
元々チームとして積み上げてきた部分というのは、こういうサッカーをベースにイメージをしていた。開幕戦でなかなかそこの部分は表現できなかったですけれども、その後カップ戦も通じながら少しずつそれがグラウンド上で表現できるようになった。この連戦の中で、グラウンド上で、トレーニングの中で積み上げて連動性を高めるというのは、今回はちょっと難しかった。その分、ゲームの中でシーンを抜き出しながらイメージを全員で共有した。そういうところだったと思います。それからU-20の選手が帰ってきた。これもやはりチームとしては大きい。彼女たちは、もちろん疲労もあると思いますけれども、ワールドカップに行く前のトレーニングも常に一緒にやっていたので、そのイメージをしっかりとグラウンド上で表現できた。これはチームとして一つの方向を向いている、良い現象だったかなと思っています。

眞城美春選手のボランチ起用の意図を教えてください。
元々ゲームをコントロールするとか、ボール扱うテクニック等もある選手。その選手に強さという部分も、このベレーザで一緒にトレーニングする中で、非常によく出ていた。やはりアグレッシブにプレーするところで彼女のボールを奪われないプレーというのは、チームにとってタメができるというか、ポジションを取り直す時間を作ってくれる。それは非常に攻撃の部分で良いところだなと思っています。守備のところでは、これから強さとかを身に付けなければいけないところはありますけれど、ただ試合をやりながらの成長というのは非常に感じているし、そういう意味ではチームの真ん中、ヘソの部分でプレーするに十分に値する選手だなと思って起用しています。

「課題」と言われた決めきる部分ですが、完璧な内容で、ただ前線の選手の組み合わせというか、役割分担がはっきりしないまま攻めていたなという気もします。メンバーが入れ替わるので難しいところなのでしょうか。
最後に若い選手を多く出した。しかもU-20の選手も使った中でコンビネーションというところでは探りながらというのは当然あったと思います。ただ、キャンプを通じてずっと言っていたのは3人目の関わり。パスして終わりではなくて、パスして次。ボールが来なくてもその次というところで、ボックスに進入する際に3人関わろうというのは常に言ってきました。その中で、そういう関わりというのは狭かったんですけど、ただその意識はあったなと思っています。やはりパスの距離が狭ければ狭いほど相手も密集しているので、なかなか最後シュートまで打ち切れなかった。これはもう少し広い展開の中で、どこかでスイッチを入れてプレーを使い分ける。まず広げるというところもこれから課題になってくるのかなと思います。

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選手コメント

FW 11土方 麻椰

チーム復帰初戦となりました。試合を振り返ってどうですか。
前半の早い時間で点が取れたというのもあるのですが、前半からかなり前からプレスをかけて相手のコートでプレーできていたので、相手より優位に立てたことも良かったです。カウンターのときに自分が関わるという意識を持っていたことで2点目もそうですけど、得点に関わることができたというのは良かったことだと思います。でも個人として得点がなかったというのは、これからの課題になってくるかなと思いました。

チームとして集中力も高かったですし、内容面もすごく良かったと思います。試合の入りで意識したのはどこですか。
前から行くというのは共通認識でやってきたとこで、それにプラスしてプレスバックというところで後ろへのパワーというのも前線の選手を意識して取り組めたので、ボランチの選手中心に中盤で奪うことができて、速攻ができていたっていうのは良かったかなと思います。

1点目のオウンゴールの場面はニアで触っていましたか。
触っていないです。でも、あそこでニアに入れたというので得点が生まれたと思うので、そこは良かったです。

コロンビアでの(U20女子ワールドカップの)戦いは、どういう経験になりましたか。
世界を経験できたという感じで、これからそのスピード感だったり、より高い意識で日常から変えていきたいなと改めて感じた大会でした。(決勝の)負け方も、かなり完敗という感じだったので、さきほども言いましたが、個人として日常から変えていきたいなと。自分と向き合う大会になったなと思います。

守備も攻撃も、かなりパワーアップしているように感じました。
「やらなきゃ!」という意識と、これからもっとこのWEリーグで活躍しなければいけないという強い意識が芽生えたことで、それがプレーにもつながったのかなと思います。

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DF 26青木 夕菜

本日の試合を振り返ってみて、感想をお願いします。
まず最年少ゴールを取れたことはすごくうれしいですけど、失点の部分ではもっと自分がボールに寄せることができていたらシュート打たれなかったと思うし、3-1っていうスコアにもっと目を向けて、失点の部分は改善していかないといけないと思います。

試合に入る前にはどのような指示を受けていましたか。
とにかく、どんどん行けということを言われていたので、逆サイドのクロスも絶対流れてくるだろうなとは思っていたので、そこまで予測してゴール前まで入りました。

最年少ゴールというのは意識していましたか。
はい。(前記録保持者の津田)愛乃音さんは、代表で一緒にプレーしていて、ゴールを決めたのを見ていて、自分も早くゴールを決めたいなと思っていました。

今日に至るまでシュートがクロスバーに嫌われたり、今日やっとスライディングで押し込んでときの瞬間はどういった気持ちでしたか。
今までゴールが取れそうなシーンがたくさんあって、早く決めたいと思っていたので、もう絶対触ってやると思っていました。最後は触ることができて、すごくうれしかったです。

U20組が帰ってきましたが、準優勝して刺激になりましたか。
U20の選手たちは、世界で準優勝というのは大きなことだと思いますし、自分たちU-17も負けずに優勝までいきたいと思っています。

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MF 14眞城 美春

ボールを取られるという感覚がないんじゃないかという状態でプレーしてるように見えますが、トップチームでプレーしていても取られない自信はありますか。
そうですね。試合に出る前に思っていたよりは、自分のプレーができているというか、取られない感覚というのは思ったよりありました。

2シャドーとして試合に出るのと、今日のようにボランチで出るときに意識していることに違いはありますか
2シャドーの時は相手の3列目と2列目の間に常にいて、そこからゴールに向かうことを強く意識していて、ボランチの時はビルドアップに関わりながら、ボールをチームとして失わないというところを意識しています。2シャドーの時の方がゴールへの意識が強いと思います。

将来的にどのような選手になっていきたいか等、長期的な目標やビジョンはありますか。
今の自分の強みというのはボールを扱う技術だと思うのですが、そういうところに加えてフィジカルを強くしていって、海外の選手に対しても負けない身体を作ることで、そこから得点も取れるし、さらに今課題としている守備も高めていきたいと思います。

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